1953-03-05 第15回国会 衆議院 文部委員会 第14号
それからもう一つは、この前国会にかかりましたときにも御論議がありましたように、各大学に置きまする商議会、参議会というものの存在の必要性の問題、これはやはり置くべしとするか、あるいは廃止するか、この二点が一番論ぜられた点であつて、新たにこの法案を考えます場合に、一つの大きな重点だと思います。
それからもう一つは、この前国会にかかりましたときにも御論議がありましたように、各大学に置きまする商議会、参議会というものの存在の必要性の問題、これはやはり置くべしとするか、あるいは廃止するか、この二点が一番論ぜられた点であつて、新たにこの法案を考えます場合に、一つの大きな重点だと思います。
また各大学長のもとに商議会、あるいは公立大学におきましては参議会という名のもとに、大学外部の方々の御参加を願つて、それらの意見を大学運営に反映せしめるという形をとつているわけであります。
○稻田政府委員 商議会あるいは参議会にかけます案件は、学長だけでいたしませんで、あらかじめ評議会の議を経てかけるわけでありますから、十分学内の諸方面の意見を代表した方で構成される評議会の働きが、そこにあると考えております。
○稻田政府委員 一つはこの審議会、参議会ないしは商議会の権限の問題であろうと思います。権限につきましてはいずれも諮問委員会という性格にとどめておりまして、実施の責任は、文部大臣あるいは学長に、はつきりいたしているわけであります。それから次にその構成の問題であろうと思います。
○参考人(寺澤恒信君) 現在参議会というような制度はないので、現在におきまして只今仰せのような順序で教授会等においてその希望を出しまして、それぞれやつておるわけでありますけれども、何分にも予算のことはそれぞれ地方議会の決定を経なければならないことであり、御承知のように地方財政というものは必ずしも豊かではないので、大学の教授が、教授会の側が希望するだけの予算というものが必ずしも与えられない。
○高良とみ君 更にもう一つ伺いたいのでありますが、前にそういう御質疑があつたかも知れませんが、その参議会と評議会の性格からいいまして、評議会のほうは学部内及び学部間等の連絡機関でありまして、こういう法文的なものを作つて、そうしてそれがやつて行くよりも、私の理解した点では、参議会と評議会とを合せたような性格、設置者と、行政の、学校を運営して行くものと連絡した一つになつたものを作つて行くほうが、参議会の
この参議会というものを置くことによつて確かに煩瑣ともなるので、その点は只今の御意見の通りだと思うのでありますが、先ほどから同じことを繰返して申上げるようなことになりまするが、この参議会の構成員の中に、第三号に、学識経験のある者について当該地方公共団体の議会の同意を得た者という、この第三号の委員というものが、適任者が得られるかどうかということにこの参議会というものの性格がかかつておるので、この委員に適任者
いま一つは地方に置かれまする公立大学の参議会と、国立大学の商議会が似ておるようで非常に構成及び権限が違つておる。この二点が重要な相違でありまして、他は大体共通いたしておるわけであります。即ちこれは公立大学と文部大臣との関係、国立大学と文部大臣との関係の相違から参つておることでございまして、公立大学審議会の構成といたしましては、地方公共団体の長がその構成分子に入つておる点が特色でございます。
すなわち公立大学の管理について、国立大学の商議会に相当する機能を持つ機関として、公立大学参議会を設けることといたしました。
国立大学管理法案と異なりますおもな点は、公立大学参議会であります。公立大学参議会は、大学を設置する地方公共団体に置かれる任意設置の機関でありまして、その組織、権限については、それぞれ第十五條及び第十六條に規定しております。
新しい点は、大学の従来の自治的な協議会というものをもちろん中心に考えまして、そのほかに国民の方たちと直接のつながのを持つて、すべての意見を直接に了解するという問題で、協議会と申しますか、最近の第二試案では参議会というふうに直つておると、私は先ほど見ましたけれども、そういうものによりまして、できるだけ広く御意見を伺う。
そういう漠然たるものでなしに、今度の新しい大学管理法案におきましては、先ほど申し上げましたように、学内に参議会と申しますか協議会と申しますか、そういうものを入れまして、そういうものに直結して行くということも考えておるわけでございます。
又各国立大学に関連いたしまして、名前はまだ確定いたしておりませんが、商議会とか、或いは参議会とかいう名前になるかと思いますが、大学の当局及び地方当局を以てする委員会を設けて、学長の種々の諮問に応ずる。更に大学内部の機構といたしましては評議委員会、学部長会議というようなものの職能、性格を明らかにする、こういうような諸問題を中心にしで今日討議せられておるようなわけでございます。
○矢嶋三義君 大学の自由とその自治の立場から、又現在日本の民主化過程においては、私はこの商議会とか、或いは参議会とか呼ばれているようでありますが、大学内に置かれるところの管理機関というものにどういう人を入れるか。
この、行政の一翼として参議会というものができておりまして、その参議会なるものが、地方から選ばれていわゆる行政の諮問機関というようなことになつたのであります。